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小学6年生の中学受験校の決め方・選び方


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以前の記事で「 第1志望の私立中学校を早めに決めておくメリット 」という話をさせて頂きました。

そして、中学受験を迎える6年生になったら、受験する中学校を決めていかなければいけません。

判断するための情報を集めたりして、決めていく作業は結構、大変な作業になります。そのための情報を整理しておきます。

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中学受験校を決める時のポイント

私立中学に入学したいのか、公立中学でも構わないのか?

塾に通ったりや家庭教師を依頼して勉強を頑張って来ているのだから、もちろん私立中学校に入れるという親御さんの声も多く聞きます。ただ、今では、公立中学校も選択することが出来る地域もあります。公立中学校の競争があるところは、私立以上に行きたいという人が殺到する公立中学校もあります。

せっかく、ここまで勉強してきたのだから、私立中学校に行かせてあげたい、入って欲しいと思いますが、家庭の問題もありますし、そこは、子供と一緒に話していく必要があります。この私立中学校に合格できなければ、公立中学校に行くという考え方もありますが、お父さん、お母さん、子供で一緒に話をして決めていくのが6年生になった頃から徐々に話をして決めていくことがいいです。

塾や家庭教師の授業内容が、徐々に志望校別の試験対策に変わっていきますので。

どの程度、下の学校を受験するのか?

私立中学校も、上を見ればキリがありませんし、下を見てもキリがありません。私立中学校の中にも定員割れをしている中学校もあります。定員割れしている私立中学校に合格しても、子供は嬉しくないかも知れません。そのため、子供の偏差値よりもどの程度下の私立中学校を受験するか決めておくことをおすすめします。ただ、合格することだけが目的ではなく、子供に合った学校を選んでいけるようにします。

子供の偏差値よりも低い学校だから、良くない学校だということは決してありません。

高校受験と中学受験時の偏差値の差

私達は、この高校受験時の偏差値と中学受験時の偏差値について勘違いしていました。

中学受験も高校受験もある学校があります。中学受験の時の偏差値は55、高校受験の時の偏差値は60~65という学校があります。中学受験を考える1つとして、高校受験の時に偏差値60でも、中学受験なら偏差値55なら、入りやすいと思いますよね。私達はそう見ていました。高校受験では難しいかも知れませんが、中学受験から入れるなら偏差値が55と、今の子供の偏差値でも大丈夫だと。

この判断は間違いですので、気を付けて下さい。

中学受験も高校受験も、どちらのレベルも同じ程度の学力が求められているのです。この偏差値の違いは何なのか?ということが気になりますよね。それは受験者数が大きく関わってきます。

高校受験は、ほぼ全員が受験をします。母数が多いことと、各人の偏差値もバラバラです。でも、中学受験は母数が少なく、中学受験を考えている子供の多くが塾や家庭教師により受験勉強をしている子供が多く、偏差値がある程度、高いところでひしめき合っているため、偏差値が高校受験の時よりも低くなっているのです。これは、塾および家庭教師の受験のプロの先生に教えて頂きました。

高校でも募集をしているのであれば、中学から高い授業料を支払っていかなくても良いという判断もあります。

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最低3校は受験中学校を決めておく

中学受験校を決める時に考える必要がある3つのポイントについて話をしました。これを前提に、子供が中学受験をする学校を選んでいきます。公立中学校には行かない、絶対に私立中学校に行くという考えを持っているのであれば、滑り止めの中学校を選ぶ必要があります。

塾や家庭教師からは5~6校程度の受験を勧めてくるところが大半だと思います。でも、中学受験は大変、短期間の間に受験するため、子供も親も精神的に疲労が溜まってきます。ある程度の期間を空けるようにして、受験校を選定することも考えないといけません。

受験する日程を考える際には、合格が確実な学校(滑り止め)、実力的に合格出来そうな学校、偏差値は届いていないが挑戦(チャレンジ)する学校に分けて、受験校を選ぶことが多いと思います。その際には、3校目までに滑り止めの受験を入れておくといいです。

というのも、万が一、連続して落ちてしまっても滑り止めで合格することができれば、流れが変わってきます。親も落ち込みますし、子供本人が何よりも自信を無くしてしまいます。そうすると、実力的には合格できるのに、テンパッてしまい、何もできずに受験が終わり、蓋を上げてみたら、全て合格出来なかったということもあります。これは、お兄ちゃんの受験の時に、友達にそういう子が実際にいました。

日程と中学校のレベル、教育方針などを考えて、受験する私立中学校を決めていきましょう。そして、決めたら、塾や家庭教師の先生に相談します。親である私達よりも、情報を持っているプロの先生に確認してもらい、アドバイスを頂くことを忘れずに行いましょう。

この指導力が進学塾の大きな価値でもありますから、大いに活用し、相談して受験校を決めていきましょう。その際に、家族で話した学校以外も受けてみませんか?と言われることがあります。その際には、「なぜ、その学校を勧めるのか」確認しましょう。子供に合っていないとか、偏差値がちょっと低いとか親の判断をすべて伝えます。そこに理由があれば、聞いて判断すればいいです。

でも、進学塾の場合、多くの合格者を出してアピールしたがために、勧めてくる私立中学校もあります。理由が無いような中学校を受験する必要はないと思います。先生に紹介してもらった中学校が気になるようであれば、パンフレットをもらったり、塾から中学校に学校見学が出来るか確認してもらったりして、自分でも学校をきちんと見ておく必要があります。

失敗も経験です。成功も経験です。いずれにしても、子供にとっていい経験になるはずです。親が良かれと思ってすることが必ずしも子供にとって良いこととは限りません。だからと言って不安になることもありません。親子で一緒に考えていくことが重要です。


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