小学生でも分かる!百人一首の意味を知ろう(3~5番)



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小学4年の娘が、百人一首に興味を持ち、「百人一首」の本を借りてきました。

良い機会なので、娘とすこしづつ歌の解釈を勉強していくことにしました。

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百人一首をしたことのある小学4年生は0人

小学4年生の娘のクラスで、百人一首をしたことがある子供は0人でした。百人一首を知っている人はいました。それは、コミックマンガの「ちはやふる」を読んでいる子でした。

聞きなれない言葉遣いや、使い慣れない歴史的な仮名遣いに抵抗があるようです。

中学生のお兄ちゃんも百人一首を覚えるのに抵抗があるのですから、興味が無い子供にとっては、敷居が高いのは仕方がないことかも知れません。

詠まれた百人一首の背景を、小学生でも分かるように、現代文で、どのような意味なのか分かるように解釈を一緒に書きました。

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小学生の子供でも分かる百人一首の意味(3~5番)

3.あしびきの 山鳥と尾の しだり尾の ながながし夜を ひとりかも寝む

この歌を詠んだ柿本人麻呂は、持統・文武両天皇に仕えた宮廷歌人であり、「万葉集」を代表する歌人でもあります。人麻呂には、ひそかに思いを寄せるひとがいました。

しかし、その女性は天皇に仕える人なので、愛していることが知れるだけで、おもい罪に問われてしまいます。なんとかこの恋ごころをあきらめようとして詠んだ歌です。

夜はオスとメスが、谷をへだてて離ればなれに寝るという山鳥。その山鳥の長くたれさがった尾のように、長い長い夜を、このわたしもまた、あなたと離れて、ひとりさびしく寝るのだろうか。わたしは、片時もあなたと離れずにいたいとおもっているのに。

4.田子の浦に うち出でて見れば 白妙の 富士の高嶺に 雪は降りつつ

この歌を詠んだ山部赤人は、奈良時代初期の頃の人で、官吏として天皇にしたがい、吉野や紀伊などに旅をして、自然を詠んだ歌をたくさん作りました。あるとき、赤人は上司のお供で東国に旅をしました。

初めて駿河国に行く赤人は、駿河にある高い山「富士山」をみて、感動します。天と地がわかれてこの国ができたとされるときから、神の山としてそびえ立っている富士の山を、天皇にお伝えするために詠んだ歌です。

田子の浦の海岸に出て仰ぎ見ると、白い雪をいただいた富士山が、ぱっと目にとびこんできました。その富士山の高い峰には、今もしきりに雪が降り続いています。なんと美しく、神々しい山の姿だろう。

5.奥山に 紅葉ふみわけ 鳴く鹿の 声聞くときぞ 秋はかなしき

この歌を詠んだ猿丸大夫は、詳しいことがわかっていませんが、奈良時代か平安時代初期にいた人だと言われています。三十六歌仙のひとりに加えられていますが、実際にいたかどうかもはっきりわかっていません。

猿丸大夫が、是貞親王のお屋敷である歌合わせの会で発表する歌を考えていると、牝鹿をもとめて鳴く牡鹿の声を聞きました。そのなんとも悲しそうな声を歌に詠みました。

人里離れた深い山奥で、一面に散りしく紅葉をふみわけ、妻をもとめて鳴いている鹿の声。その声を聞くとき、秋のさびしさがわたしの心にもしみて、よりいっそうかなしく感じられる。


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